ふと思い出したので書く。
約9年前に
「不動産業界がブラックな67の理由」
の記事書いた。
(納得不動産売却で書いてる)
かなり長く書いた。
そしてげっそりしたのを覚えてる。
体験したストレスを思い出しながら書くのはきつい。
お客さんで一人だけ
「この記事面白い」
と言ってもらえた。
そした売却の依頼ももらえた。
それはとてもありがたいと思った。
そして今。
時代は変わってる。
あの当時とは違う。
9年前に書いたのは
「不動産業界で働いてる人たちの裏側」
になる。
その部分が1番きつい。
だが
「客」
でやめてく営業も多い。
自分はいつからか忘れたが
「お客さん」
と
「客」
と言う言葉を使い分けてる。
購入、または売却してくれて引き渡しの時にお互い笑顔になれるケースはお客さん。
それ以外は客。
理由は書ききれないくらい多々ある。
カスハラと言う言葉が出てきたみたい。
不動産業はその被害受けやすい職種。
わかりやすい暴力とかは正直ない。
だがわけわからん奴は多い。
(案内接客すると10人中1人、2人は確実に会う。
ここ最近だと
・変な不動産ユーチューバーに洗脳されてるような人
・車の借金500万以上あって5,6年後に買うとか言ってきた
・「HP見ました」と言って不動産投資の条件送ってくる失礼すぎるメール(よくくる、建売のHPでしょ?ゼロさいたまは!)
・明日会社辞めます、と当然のような顔して言ってくるのとか
他にも色々いる。
昔思い出すときりない。
無職でローン厳しいと伝えても伝わんないのもいた・・・
言葉が・・・文章が・・・通じないのか・・・とよく思う。
(プラスで言えば
「客の見極め」
というスキルにもなる。
これ超超重要。
とはいえ目の前で切り捨てるわけにもいかない。
笑顔で出来る限り不満なく早く別れるようにする力が必要。
ちなみにこういうジャンルの客と契約やるとえらいことになる。
※その経験も必要。
一歩間違えると訴訟からむ業界だから決済までマジでげっそりする。
売買営業のきつさであり怖さ)
特殊な業界だと思う。
歩合割合がほぼの業種。
成約になる事で初めて対価を貰える。
成約にならなければ
「接客する意味ってなんだろう?」
となる。
よく思うが一部の客がこの業界ブラックにしてる事も多い。
(客と言いたくもないのが本音)
仕事抜きにすれば
「こいつ今まで友達いた事あるのか?」
「職場で嫌われまくってるだろ」
とは心の中で思う。
そういう話はあるいみお客さんの立場からすれば面白いと思う。
そのかわり成約にならない。
悪口言う不動産屋に不動産の売買レベルの依頼はしない。
自分たちの評価が下がるだけ。
言わないのが正解ではある。
ここ最近悩んでる話題の一つ。
ネットに不動産営業の悪口は溢れてる。
逆のパターンはほぼない。
時代は変わってきてる。
カスタマーハラスメントを少し主張しても良い時代になってきてる・・・ような気がする。
営業は耐えるのも仕事。
ストレス抱えるのも仕事。
どんな状況でもまとめあげるのが良い営業。
それが基本だと思う。
そこを乗り越える事で人としても成長していく。
だがそういう姿勢がやばい客を作る要因でもある。
過去に同僚が何人も
「もう接客したくない」
と言ってやめていった。
職場の人間ではなく客に壊されていった。
「大人は余裕で嘘つく」
と学んだのはこの業界に入ってから。
一度人間不信になる。
客の言ったことを信じて周りに迷惑かける経験する。
(一歩間違えると取引停止レベルになる)
そういうのを経験してからが売買営業のスタートだと思う。
心は荒れやすい。
荒れるからガン詰め営業になる。
客を人と思わない営業になる奴もいる。
気持ちは・・・わかる。
心荒れない訓練が必要だといまだによく思う。
じゃないと良いお客さんに会えた時に失礼な自分勝手な営業してしまう可能性ある。
丁寧に接して引き渡しの時にお客さんが喜んでくれるのは毎度思うがとても嬉しい。
そういう経験が心荒れないようにしてくれる。
もう少し不動産営業の素で思う事伝えていくべきなんじゃないか、と思った。
そういうのもあってこのHP作った。
お客さんの立場からすれば不動産業界わからないのは当然の事。
自分も他の業界の事なんかわからない。
伝えるしかないかな、と思うこの頃。