不動産営業はきつい、つらい、厳しい、ブラック

2021年3月15日

不動産営業について聞かれたら自分の場合は
「厳しい業界だし、きついよ」
と言う。
楽では・・・ないわね。
離職率はかなり高い業界。
「飛ぶ」
と言う言葉があるんだけど、
(営業がいきなり会社に来なくなって音信不通の事を言う)
「本当に色々あったんだろうな・・・」
と同情してしまう。
入社してすぐの人間的にいい加減な人なら大してなんとも思わないんだけど、
「ちゃんと仕事してて頑張り屋さんで常識ある人」
がいきなり飛ぶケースがある。
そういう時はなんとも言えない気持ちになるわね・・・

「何がきついのか?」
と疑問に思うと思う。
ただこればかりは
「やってみないとわからない」
のが正直な所。
1番きついのはやはり
「常に結果を求めてられる」
という所かな・・・

あくまでも自分の考えだけど
「結果」
はやはり必要。
そして
「売る必要はない」
と思ってる。
(結構深い意味のある言葉です)

結果は必要なの。
なぜなら不動産営業は
「引き渡しになって初めてお金がもらえる仕事」
なんです。
それ以外にお金稼ぐ方法がない。
売り上げがないと会社も維持できないし、営業の給料も払えない。
皆がお金なくなってしまう。
そうすると生活できない。
だから
「結果」
はどうしても必要。

ただ
「結果=売る事」
と言う考えにしてしまうと、
「お客さんの立場」
を考えなくなってしまう。
「自分の生活、勤めてる会社の為に家買え」
という態度になりやすくなる。
特に会社で上司に追い込まれると思考能力がなくなる。
「ガン詰め」
と言うんだけど・・・これは営業やってる人皆くらってるんじゃないかな・・・
(自分も経験あるよ)
この時が
「分かれ道」
な気もする。
営業を続けるか続けないかのね。
「無理だ」
と思ってやめてしまう人も多いし
「洗脳された顔になる」
人もそこそこいる。
(この目つきや顔つきはそれなりに営業やってないとわかんないと思う。
ある意味
「営業」
の顔でもあるんだが・・・怖いよね笑)

ちょっと生々しく書きすぎた。
営業やるとこの意味わかるようにはなってくる。
それと今の時代は前よりは良くなったと思うけど
「ブラック」
な業界ではあると思うよ。
ブラックの定義って
「給料安い」
「休みない」
「会社の雰囲気怖い」
「帰れない」
「残業代ない」
とかでしょ。
売れてないと給料は基本給だけ。
はっきし言って
「超割に合わない仕事」
と思うと思います。
ストレス半端じゃないしね。

昔より良くなった点は
「ネットで口コミ誰でも書けるようになった」
「コンプライアンスが厳しくなった」
とかかな・・・
口コミ誰でも書けるから、上司も昔みたいにボロクソ言えなくなってる。
(パワハラにされちゃうから)
また基準が色々厳しくなって、上場企業とかは
「早く帰らされる」
「会社の電源落とされるからパソコン開けない」
とかよく聞くようになった。
ただ
「求められる結果は昔と変わんない」
という所が不動産業の怖い所。
「逆に大変になってるのかな」
と思う時もある。

他にもきつい話はいっぱいある。
昔書いた記事だけど

不動産業界がブラックな67の理由
も興味あれば読んでくださいな。

不動産業界に入社する前に
「本当にきついんだな」
という覚悟は絶対にしておいた方がいい。
甘い仕事ではないです。
報われないことも多い。
「頑張ったから結果が出る」
というものでもない。
言葉の説明間違えたらお客から訴えられる可能性ある瞬間なんかよくある。

厳しい業界だし、
「自分自身を否定される事」
がよくある業界です。
そういうの踏まえた上で
「やってみたいのか?」
と自問自答したほうがいい。
それくらいの覚悟で入社すると
「あれ?」
と思うから。
最初の仕事はほぼ
「下見」
「写真撮影」
「HPの入力」
になると思う。
「こんなに楽なの?」
と最初勘違いすると思う。
きつくなってくるのは数か月して会社から
「営業マン」
としてみなされた時。
その時から
「新人」
ではなく
「営業」
として結果を求められる。
扱われ方変わってくるから、良くも悪くもね。

「そこまできついのに何で不動産営業やってるのか?」
と疑問に思うと思う。
あくまでも自分の場合だけど
「それなりに業界の雰囲気が自分に合ってるから」
も大きいかな・・・
悪い奴はいるのよ笑。
でもほとんどの人は
「結構真面目」
なのね。
真面目じゃないとこんな高額商品扱えないし
「お客さんから選ばれない」
のも事実。
それと良くも悪くも
「結果」
が全て。
言い方変えると
「月30日朝9時から夜12時まで毎日休みなく働いて契約0の営業」

「1日しか働かずに契約1つしてる営業」
だと
「1日しか働いていない営業の方が偉い」
となってしまう悲しい業界でもある。
(これ許されると会社の組織めちゃくちゃになるから基本出来ないけどね笑)

売れてると
「自分の時間多く使える業界」
でもあります。
会社にもよるけど、早く帰れるし休めるしね。
それは自分の人生の都合上非常に合ってた。

何回も書くけど
「不動産営業はきつい」
と思ってもらったほうが良いです。
売れない時にこの意味が本当によくわかると思う。
その時に
「踏ん張れるか踏ん張れないか?」
だと思うの。
その壁を超えた人は
「営業の目」
になってくる。
言い訳しない人間になってくるよ。

色々書きましたが
「営業が良い仕事」
とは思ってません笑。
向き不向きはやっぱりあるよ。
「営業できる=偉い」
とも自分は思わないしね・・・

「成長は出来るな」
とは今でも思います。
正解がないのよ。
「100%契約できる方法」
がいまだにわかんない。
(あるのなら超知りたい笑)

「正解がないからこそ面白いな」
とも思います。

最後にだけど
「運」
も必要。
どういった運かと言うと
「入った会社の仕事のやり方」
「自分の担当の上司」
との相性はとても大事。
こればかりは
「運」
なんだよね・・・
そこは面接の時や面接に行った時に会社の営業の雰囲気見てなんとなく判断してくださいな。
(やつれぐあいや無理して元気にふるまってる感じとかね・・・
さすがに難しいかな・・・)

入ろうと思ってる人は頑張ってください。

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