不動産仲介営業の仕事(HP更新、入力、写真撮影)

会社にもよるがほとんどの仲介会社の場合は
・HPの更新
・HPの入力
・写真撮影
が営業の仕事の一部になってると思う。

今は完全なネット社会。
スマホから情報を取得して問い合わせるお客さんがほとんど。

不動産の場合は商品は家、マンション、土地になる。
(売買の場合)
商品を紹介するには物件の情報、写真とコメントが必要になる。
その作業するのは大体は
「入力専門のアルバイト」
というケースが多い。
とは言ってもアルバイトは全部は出来ない。
営業もやる必要がある会社がほとんど。

自分は昔この写真撮影、入力、更新が嫌だった。
一言で言えば
「金にならない」
になる。
いくらやっても歩合にならない。
写真撮りに行く。
売主に電話して鍵番号教えてもらう。
場合によっては名刺や広告掲載承諾書が必要。
現地に着く。
カギ明けて室内写真撮る。
シャッターや窓開けなくちゃいけない時もある。
(閉める必要もあるから時間かかる)

会社に戻る。
片道30分の距離だと大体1時間半くらいすでに経過してる。
会社のパソコンにアップロードして写真入れていく。
現地のコメントも入れろ、と言われてるので入れるようにする。

大体2時間かかる。
1現場だと効率悪すぎるので複数行くほうが効率的。
長くやってると経験あると思うが写真撮影してHPにコメント付きで反映させる。

そして翌日
「物件終了」
となる時がある。
何とも言えない徒労感・・・

物件の入力、更新は終わりがない。
掲載数にもよるが新規物件は次々出てくるし、物件は何かしら毎日終わる。

写真撮影して、入力して、更新する。
1日それだけで終わる事がある。
そして夜上司から言われるのは
「売り上げは?」
と。
もちろん優しい言葉であるわけはない。

「なにやってんだろ?」
と若い頃何度も思った。
「これをやる理由は何だろう?」
というのがわからなかった。
意味が分からないとやる理由がわからない。

あれから長い時間経った。
ちょうど今日も自分で物件の入力してる。
おそらくだがこの10年間で1万件近く入力したと思う。

今は自分で意味が分かってる。
入力する意味。
写真撮影する意味。
更新する意味。

最近思うのはこういう作業は
「集団営業だな」
と思うようになったし、実際に言ってる。
ただ更新してる。
ただ入力してる。
ただ写真撮影してる。
そのような意識だとHP見てくれるお客さんに伝わる。
手を抜くとやはり伝わる。

接客と一緒。
接客の最初で適当にだらだらいいかげんな対応したらお客さんはいなくなる。
営業ならそれは誰でもわかる。

今の時代の最初の接客は
「HP」
なの。
最初に見るのはHP。
それは接客でしょ。

会社の皆がしっかりとした意識、認識を持って考え方、理由を共感する。
その上でHPの入力していく。
会社全員で営業しているような感覚。
でないと今の時代お客さんから選ばれないと思うし、仲介の場合はどこも同じ物件載せ
てるから差別化も出来ない。

社長、上司が
「なぜHPの入力、更新が必要なのか」
と伝える力が必要だと思う。
不動産の知識、営業の経験は当然として
「HP、検索の知識」
も必要だと自分は思う。

不動産仲介営業の仕事は地味な事も多いです。
接客してる時間って1週間でも数時間程度。
HPの更新などする必要ない会社もある。
ただその場合は
「絶対に売り上げ」
「ひたすら電話、訪問」
などのきつい会社系が多くなる。

個人的には営業もHPの更新とかはある程度やったほうがいいと思ってる。
8割営業、2割HP関連(集客)
集客が学べるの。
本物の営業は
「何もない所から売り上げ作る」
だと思ってる。
会社のシステムで売れてる営業は他社に行くと売れなくなる事も多い。

書ける事は色々あるので気が向いた時に書きます。

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